令和最初のガンプラ HGUC百式(REVIVE版)

季節的なものか、まだ精神的な面が完全な復調ではないのか、少し分かりませんが中々気力が充実しない日々が続いています。今日も昼頃までダラダラでしたし・・・。

さて、ダラダラで完成が延び延びになっていた令和最初のガンプラHGUC百式(REVIVE版)」が先々週に完成したので、そのレビューです。「令和って時代が100年後の人達に『良い時代だった、そして今も良い時代だ』」って言われる様、百式誕生のエピソード(100年保つMSとして命名された)から取り入れた願掛けをして組み立てました。

HGUC 200 機動戦士Zガンダム 百式 1/144スケール 色分け済みプラモデル

HGUC 200 機動戦士Zガンダム 百式 1/144スケール 色分け済みプラモデル

 

基本素組、一部ガンダムマーカーを使ってレタッチしています。

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全体的なプロポーションは原作設定版とは異なる「最新解釈のスマートな百式」。オリジナルデザインのプロポーションと言う点では旧キット

HGUC 1/144 MSN-00100 百式 (機動戦士Zガンダム)

HGUC 1/144 MSN-00100 百式 (機動戦士Zガンダム)

 

の方が「正解」なんですが、近年のイメージでは「もっとスマートでスレンダー」な百式像が形成されているので、そちらに合わせた感じ。デルタプラスとも異なる、スタイリッシュなイメージは『ガンダムビルドファイターズトライ』に登場した「百万式(メガシキ)」の影響も大きいでしょう。

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背面はこんな感じ。フレキシブルバインダーはボールジョイント接続で結構グリグリと動きます。賛否のあるバックパックのエネルギーチューブですが、可動を考えると致し方なしって思うし、解釈するなら「バックパックの内部から本体に接続している(ただし、そうなるとむき出しにした理由が?になりますけど)」とも取れるので、細かい事だし気にしなくてもオッケーじゃね?と思って良いんじゃないでしょうか。

気に入らなければ直すのがガンプラ

だし。

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頭部は複雑な構成ですが、百式の「イケメン」フェイスを見事に再現。カメラアイはREVIVE式「奥にホイルシールを貼ってカメラアイのリアル感を出す」方法と、カメラアイのクリアパーツに直接シールを貼る方式の選択式ですが、僕は前者を選択。キラキラが目立ちすぎてミラーガラスの様になっていますが、センサーを保護する特殊加工って思えば良い感じだと思います。コクピット周りのパーツ構成は賛否がでそう。

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これまで百式バリエーションのキットが採用してきたデルタプラスの関節構成から見直しが行われてREVIVE基準になった関節構造は素晴らしいの一言。とにかくグリグリ動いて様々なアクションポーズが再現できます。プレバンで予約中のドダイ改を組み合わせれば劇中のシーン再現も可能。


Awesome fights from Z Gundam RM01

一方で武装百式の基本兵装であるビーム・ライフルとクレイ・バズーカ、それにビーム・サーベルのみで、百式の人気の一つであるメガ・バズーカ・ランチャー(以下メガバズ)はセットされていません。

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まあ、メガバズはプレバンでしょっちゅう再販されているし、前作のメガバズ付きからも流用できるので、あんまり問題にはなっていないような・・・。

武装は全てエゥーゴアナハイム・エレクトロニクス)の共通規格品で、兄弟機であるリック・ディアスエゥーゴの主力機ネモ、地上の反地球連邦組織カラバが独自に開発したディジェとも共有していたり、デバイスを流用した物が採用されていました(ディジェのビーム・ナギナタもデバイスとしては共通規格品を流用して製造されている)。また、ビーム・ライフルは一部デバイスZガンダムの物と組み合わせてZプラスにも使われていますね。

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クレイ・バズーカはバックパックのマウントラッチに装着できます。

百式についてはこれまで何度かウンチクを書いたので機体詳細については省きますが、極めて優秀なMSで後発のティターンズの新型機やアクシズネオジオン)の新型機とも互角以上に戦いました。さすがにサイコミュ装備機には苦戦していますが、それでもパイロットの技量によって何とか五分に持ち込んでいます。シャアのパイロットとしての技量はクワトロ時代が最盛期じゃないかな。『ZZ』ではZZをビーチャに取られたジュドー百式で出撃し、強敵MSドライセンを撃墜し「百式つえーじゃん」って再評価にもなりました。
僕自身はシャア・アズナブルって人物の中で、クワトロ時代が一番好きです。「ちゃんとした大人」を何とか演じようと不器用に立ち回っている辺りが。それに、クワトロ時代の彼って(アクシズが来るまでは)肩肘張ってないところも好印象なんですよね。

さて、百式って「永野デザイン」の一つと誤解されていますが、実際に百式をデザインしたのは当時新人だった藤田一己氏。『Zガンダム』では主役機Zガンダムハイザックやネモのデザインを担当し、ガンダムMk-IIのクリーンアップも行っています。百式のベースデザインとなったのは永野護氏が描いた「Zガンダム永野案」ですが、それを基に「クワトロが乗る新MS」として再デザインしたのは藤田氏でした。「Zガンダム永野案」はほぼほぼ百式の構成に近い(脚のムーバブルフレームがむき出しな点)のですが、全体的なデザインや変形機構が前作『重戦機エルガイム』に登場したエルガイムMk-IIの影響が大きく(ぜんぜんMSっぽくない)、藤田氏がデザインしたZガンダムほど大胆な変形はしません。ただ、そのデザインをリスペクトする形で、カトキハジメ氏がデルタプラスの変形構成に永野案の一部を取り入れていると思われます(脚部の変形方法など)。また、永野案で最初から提案されていたメガ・ビーム・ランチャー(永野氏はバスターランチャーと当時言っていた)は、藤田氏によってリファンされて百式Zガンダムに装備されました。講談社版の小説『機動戦士Zガンダム』の2巻には永野氏が書いた「永野オリジナル」の百式が登場していますが、頭部や胸部やバックパックなど多くの部分が異なるので、オフィシャルの百式のデザイナーは藤田氏ということになります。設定では「M・ナガノ博士が設計した」ってなってますが、その後の文章に「完成にはK・フジタ技師が尽力した」って形で書かれてますね。

コホン、キットの方は物凄く組み易く、サクサクと進むんですが、今回は僕の方の気力の問題で完成まで時間がかかってしまいました。反省ですね。アンダーゲートも手順通りに工作すれば全然問題ありません。むしろゲート跡が目立たないんで、細かいリタッチが減って楽でした。頭部や肩の分割構成なんかを見ていると「ひょっとして百式改がプレバンで出るか?」と期待したくなっちゃいますね。
さてさて、何とかエンジンもかかってきたので、現在「令和2機目」を

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作っちゃってるんだなぁ〜!
中々にレベルの高いキットですが、さてどうなる事やら(^^;;