第5回エンドレス サーキットミーティング in FSW

日曜日は富士スピードウェイで開催された「エンドレス サーキットミーティング」に参加しました。まずは当日走行会に参加された皆様、お疲れ様でした。そして、お相手いただいた皆様、お世話になりました。

今回は土曜日が休日出勤だったので、日曜の早朝にグンマーを出て関越〜圏央〜東名のルートで富士へ。圏央道が東名に接続になって富士までの時間がグッと短縮できるようになり、6時過ぎには無事到着。ゲートを抜けて指定されたマルシェのピットへ。

当日は天候は曇り時々晴れで、ドライコンディションだったのは日頃の行いが良かったからなのか、それとも富士のお山の気まぐれなのか?でも風は寒く、気温は1日低かったです。

荷物を降ろし、受付とバタバタと準備を済ませてドライバーズミーティングへ。このイベントはFSWの設備が全て使えるので、ミーティングはレースではジャーナリストが使うメディアルームで。なんとも贅沢です。ミーティング終了後は、すぐ走行開始となり、とても速いクルマばかりの中、不安と緊張しながらコースイン。

正直に告白すると、受理票が届いてからずっと不安でいっぱいでした。僕にとって、FSWGRBを壊した「あの日」からずっと心の中で引っかかった棘のようになっていたからです。昨年はVABが納車されてからの慣らし運転でFSWまでは行きましたが、コースは走っていません。ただ行くのとコースを実際に走るのは全然違って、やはり「あの瞬間」が何度も心の中で甦ってきて「今回も何か大きな失敗をしてしまうのではないか?」という強烈な不安が気持ちを重くされていました。それはコースインするまで変わりませんでした。空元気だけはいっぱいありましたけど。
気温がとても低い事から路面温度も低いと判断し、空気圧の設定は高め、DCCDはロック、VDCはトラクションモードでコースイン。まずは様子見・・・と考えていたのに、周りが速すぎて、もう最初からかなりいっぱいいっぱいの状態に。もとかくも皆さん最初から飛ばしすぎで、最初の数周はスピンやコースアウトするクルマが多かったです。でも、大きなクラッシュにならなかったのは幸いでした。
僕としては、1年半のブランクを取り戻す為に、コースのライン取りを思い出す事からだったのですが、周りがとてつもなく速いので、抜かれながら周りの安全を確認しながらと、なかなか大変。でも、周りが速すぎて単独になる事も多かったので、自分のペースで走る事ができたのは良かったです。ただ、調子に乗ってついついブレーキングを「頑張って」しまい、1コーナーではヒヤッとしたのは反省。最初の走行で分ったのは「1コーナーはブレーキのポイントを今までより手前にしないと止まらない」ってのと、やはり
パワーが足りん
前者はタイヤも関連する事なんで、ニュータイヤなら違うのかもしれませんが、やはり車重が重くなっているってのと、僕自身の「踏み」が足りなかったのかもしれません。後者は今までいかに自分がタービン交換の恩恵を受けていたかを思い知らされました。小さいタービンでは「いかに過給を維持し続けるか」が大切なのだから、コーナーでのアベレージを上げる必要があるんですが、それができてません。最終コーナーでの立ち上がり加速不足がホームストレートでの最高速到達位置に影響を与えていました。あとシフトアップ操作も良くなかったですね。良かったのはコーナリングはやはり「速い」ということ。VABはGRBよりもターンインの回頭性が抜群に良く、ダンロップからの切り返しがすごくスムーズで、運転が楽でした。あそこはGRBの頃はかなり苦手にしていたので、正直驚きです。コーナー区間はどこも安定していて車体の動きが分かりやすいのもGRBより優れている所。「クルマが良い」ってのは確認できました。
ドライバーがヘッポコだってのも・・・。
2回目の走行まで時間があったので、少し早めに昼食。

FSWレストランOrizuruの定番メニュー「カレー&焼きそばセット」。炭水化物率の極めて高いメニューですが、他にピンと来る物もなく・・・。腹ごしらえして、少し仮眠をとって2回目の走行へ。
2回目はDCCDのセットを変更。今までは「フリーから2個戻し」をよく使っていましたが、12月の袖ヶ浦で若干「回りすぎる」傾向があった事から「フリーから3個戻し」をトライ。それと「加速をもう少し速くしたい」と考え、SI-ドライブを「S」から「S#」に。
これが良かった。
かなり安定して旋回できたので、1回目のロックより回頭が更に楽になりました。あとは拾ったタイヤカスが起こす異音に悩まされる場面もありましたが、異音の原因が分かった辺りから集中力の切り替えができて、最初よりも安定して周回。「S#」の方はあんまり変わらなかったかなぁ。そして・・・

自己ベスト更新!まあ、ウデのある人たちから見たら「何ソレ?その程度??浮かれてんじゃねぇよ」って感じでしょうが、今までどうしても越えられなかった「壁」を一つ乗り越える事ができました。しかも、エンジンノーマル、吸排気系純正、ECUもスピードリミッターの解除と水温補正しただけで乗り越えられた事は自分の中に「少しだけ」自信を取り戻すきっかけにはなったと思います。まあ、速い人達は同じ内容でも、もっと速いんでしょうけど、自分なりに「直すべきポイント」も見つかりましたし、その意味でも自己ベストを更新できたのは大きな収穫でした。
そして何よりも「無事に1日何事も無く走りきった」事が大きいです。
悔しい思いをした1年半前、あの日の一番の後悔は「きちんと1日走りきれなかった」事。あの日以来、色んな事を考え、思い悩み、今でも心に刺さっている「棘」。それが少しだけ取れたように思えました。
最後のじゃんけん大会はブレーキパッドであと3人の所までは残ったのですが、虚しく敗退。でも、コチラの商品をゲット。

なんだかアメリカ製の使い捨て作業手袋のようですが・・・。そのうち開けてみましょう。来年こそはモノブロックキャリパーをゲットしたいなぁ。
閉会式も終わり、後片付けも済ませて、宿泊を予約していたルートイン御殿場へ。
一人だけでしたので「無事に走りきった事」と「自己ベスト更新」にささやかな祝杯を。

ついつい飲み過ぎちゃいましたけど(^^;;
ぐっすり眠って、今日は無事にグンマーへ帰還。「ウチに帰るまでが走行会」ですから、最後まで気を引き締めて運転できました。
少しだけ、自分を誇っても良いのかな?